鼻中隔湾曲症の手術、とかいうシンプルな拷問

鼻中隔湾曲症、というのは鼻の軟骨が曲がってるということ。


多かれ少なかれ人は皆少しずつ曲がってるらしいが、自分は特に酷いらしい。それで鼻詰まりの原因になってる。


「うわぁ思ったより曲がってますね」


耳鼻科医から漏れでた言葉が忘れられない。脳裏によぎる「詰み」の2文字。



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手術自体は全身麻酔なので無です。


術後にヤバいフェーズが3段階で襲って来ます。



①術後すぐ、安静時


鼻の骨を削ったあと、ガーゼをぶち込み、完全に鼻呼吸が出来なくなります。


鼻がとにかく痛い。つばを飲み込む度に痛みが鼻〜耳に生じます。鼻をつまんで唾を飲むと再現できます。やると後悔します。これが5分に1回くらい襲って来る。


そして何よりおしっこ!!!


し尿瓶を貰えます。でもね、出ないの。


看護師にちんちん見られるとかはどうでも良い。とにかく出ない。 結果トイレに行けるまでの3時間おしっこを我慢する羽目になります。股間を焼かれる様な気持ちがしました。 確実に人生で1番辛かった。


これから同じ手術を受ける方は寝転んでおしっこする練習をおすすめします。


②術後〜〜ガーゼ抜き


これはシンプルですね。鼻が痛い。つば飲むたびに痛み。


けど少しずつ慣れます。 点滴が終わる手術翌日辺からは気分もマシになる。


ただ、これがある意味一番しんどくて。 まる48時間以上鼻にガーゼを突っ込まれるんです。


持続的に襲ってくるパンチ。 「まだ○時間以上このままなのか」

これが今回の入院で一番しんどかったと思います。



③ガーゼ抜き


これが予想外でした。


息を吐くタイミングでズズズズズズズズ!!!!!!(激痛)


って感じでガーゼを抜きます。泣きます。


それは一瞬だからいいんだ。


その後細い器具で鼻の奥をチラチラと突かれます。


痛いのなんの。


顔面グチャグチャ、苦悶の表情、多分ムンクの叫びみたいな顔してました。



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手術を終えて。


今たった2、3日苦しんで、今後の人生ずっと楽になるなら。


そういう気持ちで飛び込みましたが。


いやここまでしんどいとは聞いてねーよ。


けどまあとにかく地獄の2日間を終え、のんびりとベッドの上でこの記事を書いています。


もし手術を受けるか迷っている人がこれを見ていたら、覚悟を決めろ、と言いたいです。


あと痛みや辛さは想像を絶するものです。


けど2日程度です。

よく考えて…いや、勢いで手術した方がいいのかな。


ご武運を祈ります。